加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症、糖尿病黄斑浮腫の方は、視力を低下させないために眼に注射をする治療方法があります。それを硝子体注射といい、硝子体腔に薬液を注入します。
先日、別の症状で来院された患者さまが、この注射のために定期的に電車で大学病院に通っていらっしゃるというお話を伺い、当院でも出来ますよとお話をすると大変喜んでいただけました。新型コロナウイルスや密な環境が気になり、なかなか行けないでいたそうです。
この患者さまのように、新型コロナウイルスの影響で通院を悩まれている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方のために当院では、密にならないように、手術時間帯にご予約をお取りして、手術室で注射を行っております。注射は、非常に細い針で行います。痛みはわずかですが細菌が眼内に混入する合併症もあります。その為、当院では外来ではなく、クリーンルームである手術室でお一人ずつ滅菌器具を使用し、しっかり消毒してから行っています。注射後は眼帯の必要もありません。また、注射後も待ち時間を気にせず、すぐにお会計をしてご帰宅いただけます。
治療を延期されている方や、通院を悩まれている方がいらっしゃったら、ぜひ一度ご相談ください。